ディスクローター交換
ディスクローターは消耗品で、すり減ったら交換が必要です。シマノ曰く、厚さが1.5mmまで減ったら交換だそうです。
さて、新車購入時のディスクローターが交換時期ということで新旧を比較してみましょう。
左が新、右が旧。右側は明らかに目で見て減っているのがわかります。
次は重さの比較。何グラム削れたのか、実は興味がありました。
新品は120gですね。
使い古しは112gです。つまり 8g 削れたということです。
次はリア140mm
98g です。
88g です。つまりリアは 10g も削れたと。
それだけ。
手組650Bホイール
Roubaixでグラベルを走ると感じること「もっと太いタイヤで走りたい!」
しかし、ロードバイクであるRoubaixでは 700x32c が最大の太さ。それでもフレームとのクリアランスはぎりぎり。チューブレスで空気圧を下げればそれなりですが、パンクせずに走りきるので精一杯。楽しむ余裕は少ないです。
さらにさらにグラベルを優先したブロックタイヤでは、自宅から自走で林道までたどり着くのが辛いです。そこで少しでも楽になるようにカーボングラベルホイール(DT-SWISS GRC1400 Spline DB)を購入。 確かに上りも平地も乗り心地も良くて満足なのですが、平地の快適をとると、どうしてもグラベルは妥協することになります。
グラベルを楽しみたい!! そこで考えたのが650Bです。いわゆるロードプラスだと幅が47cなので Roubaix には入りませんが、最近では 42c幅 や 40c幅のタイヤも発表されているので、思い切って650Bホイールを導入。
完組ホイールも考えたのですが、完組を買うと完成車に付いてきたアルミリムのホイール(DT-SWISS R470db Pro)の用途と完全にダブってしまいます。なので、R470db ProのHUBを転用して650Bホイールの手組をショップに依頼しました。
650Bのリムを何するか。HUBを転用するのでホール数を数えたら24Hでした。MTB系のリムは28H以上である物がほとんどなので、グラベルロード向けのリムから選択。DT-SWISS GR531dbです。これにDT-SWISS 350(Jベンド)のHUBと、スポークはDTレボリューションを組み合わせたので、結果的にフルDT-SWISSの手組ホイールとなりました。
タイヤにはWTB RESOLUTE 42c を選択。アメサイドが好みなんです。
スプロケットは11-34を選択。これでインナーロー34-34のギア比1:1が実現できます。
さて、さっそく試走に行きたいのですが長距離ライドは自粛ということで、自宅から自走で楽々の場所にある Smile Bike Park でMTBに混ざって試してきました。
しかしですね、一つだけ難点がありまして、後輪のクリアランスがギリギリ(多分0.1mmぐらい)しかないのですよ。
特に問題はなく走れたのですが、実は空気圧を1barより上げるとタイヤが膨張して擦ります。グラベルライドでは空気圧を1bar程度にまで落とすので問題ないのですが、舗装路で1barは辛さ倍増です。
なのでWTB RESOLUTEの見た目は大変気に入っていたのですが、新たに40cのタイヤを購入。Continental TERRA TRAIL です。これだと空気圧を 2bar にしても擦りません。ロードバイクの常識と比べると低い空気圧ですが、32c幅以上のタイヤの最大空気圧まで上げるとチョットした段差でポンポン跳ねますよ。硬くてゴツゴツという感じではなくて、空気量が多いだけに跳ねるんです。なので40c幅で2barというところは実用上は問題ありません。
気になる重さですが、こんなもんです。前輪で比較です。
DT-SWISS PRC1400 Spline 35 db (1089g)Turbo Cotton 26c
DT-SWISS GRC1400 Spline 42 db(1202g)グラキン32c
DT-SWISS R470db + 350HUB(1289g)グラキンSK 32c
DT-SWISS GR531db + 350HUB(1432g)TERRA TRAIL 40c
ちょっと重たい。重たい。重たい。
カーボンホイールは軽い。でもグラベルだと傷が怖いのでアルミが安心。
パンクの神様
2017年にロードバイクを乗り始めてから4回のパンクを経験していますので、ご紹介しましょう。パンクの神様が降臨しましたよー。
納車後、初峠ライドでのパンク
納車後の初めての峠ライドでパンクです。パンクというよりはバースト。道路脇に散乱していたカッターの刃を拾って見事にスパッとカット。タイヤブートで補修しましたが、このサイズのカットだと当然のことながら完全には治りませんが、家の近くだったのでどうにか帰宅することができました。いやぁ練習もせずによくパンク修理できたものです。
林道でスローパンク
非舗装林道を気持ちよく攻めて、駐車場まで戻ってくる途中に感じた違和感。空気圧がめちゃ低い... チューブレスタイヤとシーラントの有り難さを実感。
炎天下でバースト
こいつはBROMPTONの後輪。夏場の川沿いサイクリングロードでバースト。
輪行袋もなければ、パンク修理の道具も持っていなかったので「徒歩で帰宅」です。いやー真夏の炎天下、えんえんと自宅まで自転車を引いて歩いたのは辛い思い出です。
ビスが刺さった!
なんの変哲もない町中の道路でビスを拾いました。こんなに見事に刺さるんですねー。さすがにシーラントではふさがりませんので、予備のチューブを入れて修理しました。でも予備チューブを1本しか持っていなかったので、当日のライドは中止。笑うしかない。
パンク修理にも慣れて、なんか打たれ強くなったかな。
ディクロードのホイール交換
ディスクロードはホイール交換が苦手、そんな話を聞くこともありますが、正しい手順を理解すれば誰でもホイール交換できます。
ポイント
ホイール交換時に注意するポイントは1つ、ブレーキパッドのクリアランス調整だけです。
交換前ホイールのディスクローターの減り具合と、交換後ホイールの減り具合は異なります。またホイールのHUBが異なる製品の場合、ほんの僅か、0.1mm未満の誤差程度ですが幅が異なります。
そたのめ、ホイール交換時には、ブレーキパッドのクリアランス調整が必要です。
これを忘れるとシャリシャリするケースが多いです(逆にシャリシャリしない場合は、運が良かったのです)
ブレーキパッドのクリアランス調整
手順通りにすれば簡単です(逆に、手順をサボると余計に面倒になる場合があります)
- 自転車を上下逆さまにする。まはたメンテナンススタンドに固定する。
- ホイールを取り外す
- ブレーキパッドを取り外す(ついでにブレーキダストの清掃もしちゃいましょう)
- ピストンを戻す
- ブレーキパッドを取り付けする
- 交換ホイールを取り付ける
- 自転車を上下もとに戻す
- ブレーキをニギニギする
これだけです。
忘れがちなのが、ブレーキパッドの取り外しとピストン戻しです。ブレーキパッドを取り外さなくてもピストンを戻すことは可能ですが、やりづらいし、無理にこじってピストンを割ってしまう場合もあります(私は割ってしまいました)。ブレーキパッドを取り外すのは簡単なので、この一手間を惜しんではいけません。
いちどピストンを戻す、これをすれば、あとは勝手に交換後のホイールに最適なクリアランスに調整されます。
グラベルロードはグラベルを走っているのか?
グラベルロードが流行っているらしいです。
私の愛車である Roubaix はグラベルロードか?というと微妙ではありますが、32cのタイヤを装着して非舗装林道を走っているときはグラベルロードと言って良いのではないでしょうか。
しかしですね、非舗装林道で自分以外のグラベルロードに遭遇した事っていまだかつてありません。最も良く遭遇するのはオートバイで、セローみたいなバイク。まれにマウンテンバイク。グラベルロードには遭遇しません。
ロードバイクならば沢山見かけます。週末の尾根幹線道路なんて、ロードバイクだらけです。マウンテンバイクも里山のトレイルで遭遇します。
グラベルロードはどこにいるのでしょうか? 寂しいので誰か教えて!
小倉山林道ライド
梅雨空なのでRoubaixもGRAVELKING SKを装着しっぱなしで、ここんとこずっとグラベルロード状態です。ということで近場の未舗装林道を攻めてきました(走りに行ったのは6月ですが...)小倉山林道です。
まずは林道の入り口、いろいろすみません。
路面はこんな状態です。空気圧を下げるのを忘れて突入しちゃったので、休憩しつつ2barぐらいでしょうか(適当)に下げました。
入り口から尾根まで一気に上りますが、こことが一番つらい部分。写真撮影を言い訳にして小休止します。市街地が一望できますね。
尾根まで登り切ると、よく踏み固められたグラベルです。こんな感じの道が続いており、雨上がりのひんやりした空気が気持ち良いです。ちなみに誰一人ともすれ違いません。
スピードは出せないので、というかゆっくりと雰囲気を感じながら走らないと勿体無いのでゆっくりと進むと、三増峠に到着。
ここから先は下り道、楽しんで下ります。途中に橋があっていいかんじです。
一般道を走る車の音が大きくなってきたら終点です。こちらもゲート、すみません。
自宅からふらっと自走で走りに行ける距離にある未舗装林道は貴重ですね。冬に雪が降ったらまた走りに来ようと思います。