ロードバイクのサイズとポジションについて

私がロードバイクのサイズについて長い間抱いていた疑問に一つの答えを見出したので、ここに記載して供養したいと思う。

 

身長 165cm の場合、49サイズと52サイズ、どちらが適切か?

 

メーカーによって多少の差はあるが、165cm の場合49サイズの上限で、52サイズの下限である事が多い。そして、好きな方を選んでください、というケースである。

つい先日、2台目のロードバイクとして trek Checkpoint ALR5 を組み上げたことによって、49サイズと 52サイズの両方を乗り比べることができて、ようやく自分の中で答えを見つけることができた。

 

私の Roubaix は49サイズ、Checkpoint は 52サイズで、両方ともに可能な限りで同じセッティングとしている。

49サイズでステム100mmのRoubaix

52サイズでステム75mmのCheckpoint

サイズが小さいとフレームが小さい。これは当然であるが、フレームが小さいとどうなるのか? 端的に表現すると「直進安定性が低くクイックな挙動」になる。

また小さいフレームに大きい人が乗る場合、ステムを長くすることでポジションを出す。そして、ステムが長くなると「ハンドリングはダルく」なる。

つまり小さいフレームに大きい人が乗ると、フレームサイズが小さい事によるクイックさに対し、ステムが長くなってハンドリングがダルくなることによって、より大きくハンドルを切らないと打ち消せないことになる。

そして挙動の差は、 49と52の差の方が、52と54の差や54と56の差よりも、その影響が大きく出てくる。

クイックな挙動が好きか、直進安定性を好むか、それは人の好みだと思が、私の感覚としては49サイズでステム100mmは挙動がクイックすぎる。52サイズでステム75mmの安定性の方が好み。これが個人的な結論となる。

 

つくづく、ロードバイクの世界は低身長に厳しいものである。

 

 

 

 

 

BROMPTONの細かいカスタマイズ

この年末年始もBROMPTONロードバイクでいろいろ細かいカスタマイズをしていました。まずはBROMPTONから。

フロントインナーチェーンリングの34T化

今までフロントは 52-36T だったのですが、ロードバイクのフロントインナーチェーンリングを換えた結果 34T が余ったので BROMPTON に移植しました。これでインナーロー 34-19T で登坂力 Up です。

シマノ的には互換性が無い組み合わせですが、意外と大丈夫だという話も聞いていたので取り付けたのですが、あっさり大丈夫でした。変速も問題ありません。そもそもロードバイクほどシビアなフロント変速は必要ないので、多少のもたつきがあっても変速さえしてくれれば十分なのです。

チューブ変更

タイヤ・チューブを Tubolito にしました、特に理由はありません。強いて言えば軽量化ですかね。私は全て仏式バルブに統一しているので仏式のタイプを購入したのですが、BROMPTON のリムは米式の穴なので太さが合いません。今まではリムの外からねじ込み式で太さを合わせるパーツを使っていたのですが、Tubolito のバルブにはネジが切られていないので使えません。なので、海外通販で変換スリーブを購入。予想以上にピッタリで上機嫌です。

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中華BROMPTONもどき号で走ってきました

中華BROMPTONもどき号で走ってきました。私の中で中華BROMPTONもどき号の役割は「ママチャリ」で、気楽に走るときに使う考えです。コンビニとか近くの里山とかですね。

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紅葉には少し早い里山です。

マンション内部の移動を楽にするためにリアキャリアとオムニホイールを取り付けました。オムニホイールは幅があってカカトに当たるので取り付け位置を変更しています。BROMPTONにキャリアつけて転がした事があると人ならば理解してもらえると思いますが、あれって横方向に動かないので小回りが効きません。しかしオムニホイールは横方向にも転がるので、戦車でいう「超信地旋回」が可能です。

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オムニホイールを4個つけています。

カスタムパーツはキャリアとライト台座だけで他は純正パーツで組んだので、遠目に見たら中華BROMPTONもどきとは気づかないですね。よく見ると違いがわかるのですが。

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中華BROMPTONもどき号

 

BROMPTON をバラ完してみた。

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唐突ですが、BROMPTON をバラ完してみました。
バラ完とは、自転車を完成車として購入するのではなく、フレームからパーツを組み付けて自転車を完成させることをいいます。「バラバラから完成車」の省略だと思います(違うのかな?)

完成車だと使われているパーツを自分好みにするために交換すると、最初から付いているパーツが無駄になってしまったり二度手間になってしまうため、ロードバイク界隈ではわりと普通な事だったりします。

しかしBROMPTONでバラ完は基本的にありません。なぜならば、メーカーがフレームのみの販売をしていないからです。そのためネットで検索してみても、ショップで再塗装とかのフルカスタマイズとかが主で、あとはフルチタン化です。

BROMPTONのチタンモデルはメインフレームはチタンではありません。フォークと後ろ三角だけがチタンで、それ以外のフレームは通常モデルと変わりません。そのため、ステムやメインフレームも含めてチタン化する「フルチタン」カスタマイズの場合、BROMPTON以外からチタンフレームを購入してバラ完する事になります。

しかし、私のバラ完はフルチタン化ではありません。

 

台湾製BROMPTON

私の1台目のBROMPTON台湾製BROMPOTNです。それでBROMPTONの良さに目覚め、2台目として英国製のBROMPTONを購入しています。2台目のBROMPTONを自分好みにカスタマイズするとパーツが余りますので、それを台湾製BROMPTONに移植することを続けていたら、気がつくとフレーム関連以外はすべて英国製の部品になっていました。

そうなるとフレーム関連も英国製にしたくなるのが心情。台湾製が悪いかというと、個性というか、あれはあれで割り切ればアリという思いもあるのですが、私にはポジションが合いません。実は台湾製BRONPTONはフレームのサイズが古く、現在の英国製BROMPOTNよりは小さいのです。またMステムしかない関係でSハンドル化すると全体的に1サイズ小さくなります。英国製BROMPTONも同時に使っているので、2台でサイズが違うと違和感が半端なく、あとは剛性感も足りません。台湾製は全般的に英国製よりも華奢な感じがします。これは上りでゴリゴリ体重をかけてダンシングすると顕著に感じます。

ヤフオクなどでBROMPTONの中古フレームを探していますが、たまにフォークやステム単品の出品はありますが、メインフレームの出品は長らく見当たりません。さらにコロナ禍で新車の供給量が減っている関係なのか、以前に比べると異常なほどに中古相場が高騰しています。

AliExpress

チタンフレームが中国のネット通販サイトAliExpressで販売されているということで覗いていみたらチタンではない通常のフレームも売っているではないですか!

価格もお手頃で、フォークやステムに加えてメインフレームも含めて1台分まるまる購入できます。懸念している品質についてはネットでも事例を見かけないので商品写真を入念にチェック。サイズや形状、ロウ付け状況など気になる部分を確認しましたが、写真から判断できることには限界があります。ネットで事例を検索してもチタン以外ではヒットしません。チタンフレームでバラ完した例を拝見させていただきましたが、品質面で特別な問題がある記載はありませんでした。なので、思い切って購入です。

 

関税

中国からの荷物はコロナ禍の影響で日程が読めません。気長に待つしかないのは受け入れるとして、税関から電話がかかってきたのは驚きました。なんと商品の値段が「4,890ドル」となっているとの事。これは訂正しないと商品代金よりも高い関税を請求されてしまいます。電話とメールでやり取りして、正しいインボイスと個人使用である旨を伝えたところ、関税と地方消費税込で3,900円(さらに日本郵政の手数料200円も)でした。関税は見逃してもらっている事が多かったのですが、今回は引っかかりました。しかしなんで4,890ドルなんでしょうか??

 

追加物品

BROMPTONのフレームを組み立てる際に注意すべきポイントが2つあります。一つがリアヒンジ、メインフレームとリア三角を繋ぐところのヒンジです。この部分はブッシュが消耗品ということもあり、交換している動画がたくさんあります。それによると、ブッシュを圧入するだけでなく、リーマーで内側を削る必要があります。チタンフレームをバラ完した人によると銅ブッシュがフレームに付属していた模様で、リーマーは使っていませんでした。しかし私が購入したフレームの写真はどう観てもブッシュは付いている様には見えません。しかたがありません、自分でリーマーしましょう。ということでモノタロウでリーマーの刃を購入。さすがモノタロウ、なんでもあるぜ。

ブッシュそのものはCYCLETEC-IKDで購入しました。

あとリアヒンジにはプラでできたワッシャーが必要で、英国製BROMPTONの現物サイズを測って同じ様なサイズのモノを、これまたモノタロウで購入。

これでリアヒンジはどうにかなりそうです。次はシートポストです。シートポストにはスリーブが付いています。このスリーブも消耗品で単品でパーツ購入が可能です。しかしこれもリーマーで内側を削る必要がありますが、このサイズのリーマーの刃は安くありません。それ以前に適切なサイズが分かりません。困りましたね。チタンフレームをバラ完した人を参考にしましたが、これもフレームにスリーブが付属しておりリーマーは使っていませんでした。うーん、どうしよう。

いろいろ考えましたが、カーボーンシートピラーがずり落ちるのを防ぐためのスリーブという製品を見つけました。これはゴムでできておりリーマーで削るものではありません。今回はカーボーンシートピラーではありませんが、これを使えばリーマーは不要にできそうです。

あとひとつ、最近のモデルからフロントブレーキの固定方法が沈頭式になっています。このフレームも2021モデル準拠であったため沈頭式のブレーキしか対応していません。しかし移植元である台湾製BROMPTONに付けているブレーキは当然、普通のブレーキです。なんとかしないと追加出費です。

これはブレーキの軸を交換するのがメジャーな対応法なのですが、それするぐらいならば沈頭式のブレーキを買います。なので考えました。普通の穴が6mmで沈頭の穴が8mmであるだけなので、端的に8mmから6mmに変換するワッシャーがあればよいわけです。モノタロウを検索、良いものがありました。

ただブロンプトンのフロントブレーキの取り付け台座は湾曲していますが、変換ワッシャーは平らです。そうたいした湾曲ではないので無視しても良いかと思ったのですが、フロントブレーキなので何かあったら大事です。リアならばともかく、フロントは大事です。そこで1mm厚ぐらいのゴムをワッシャーの形に切り抜いて隙間を埋める事にしました。完璧ではありませんが、ないよりはマシでしょう。

それと忘れていた、まだ2つポイントがあります。ステムを固定するために臼がが必要なのですが、商品の写真には臼は写っていません。しかし、これは台湾製のモノがそのまま流用できそうなので問題ありません。最後になりますが、ステムのハンドルバー固定ボルトがM7というマイナーサイズで台湾製とはサイズが違います。これは以前に台湾製のボルトを英国製に交換する目的で購入していた(しかしサイズ違いで使えなかった)ボルトがあるので、それを使います。

 

フレームが着弾

中華製BROMPTON風のフレームが到着しました。3週間ぐらいで到着しましたが、早かったのか遅かったのかよく分かりません。いろいろ準備することもあったので丁度良かったのかもしれません。

ドキドキしなから開梱です。

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想像以上に厳重な梱包で開けるのが大変 ... なにか付属品があるぞ!

これは、BROMPTONのシールじゃありませんか! 流石にフレームに貼っていないのでセーフですが、ユーザーの需要を良く理解していますね。もっとも私は貼りませんが。

それよりも気になるのはリアヒンジとシートポストスリーブです。え ... なにこれ、銅スリーブとシートポストスリーブが付属しているじゃないですか!私の準備は無駄だったー! さすが中華セラー、ユーザビリティが高いですね。

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台湾製BROMPTONの分解

まずは台湾製BROMPTONを完全にバラします。サクッとバラします。英国製に交換しているヘッドパーツは流用するので専用工具を使って丁寧に取り外します。リアヒンジまで分解する必要はないのですが、フレーム単体の重量測定をしたいのと保管場所の確保のためにバラします。以前にリアヒンジボルトが緩んで増し締めした事があったので普通に外れるのではないかと予想していましたが、そのとおりでした。英国製BROMPTONだとボルトの頭をドリルで飛ばして外す必要があるのですが、さすが台湾製、そんなことは不要で普通に外せました。そして確認してみると、台湾製BROMPTONも銅スリーブでした。

 

台湾製と中華製の比較

さて2021モデルと同じ寸法だという商品説明の中華製フレーム、台湾製フレームとの違いはどうでしょうか?

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中華製フレームの組み立て

リアフレームヒンジとシートポストスリーブの問題が解決しているので、実にスムーズです。ヘッドパーツの圧入も工具があれば全く問題ありません。沈頭式の穴に通常のフロントブレーキを取り付けるのも用意していた変換ワッシャーを使って解決できました。私は台湾製BROMPTONのパーツ交換や英国製BROMPTONのカスマイズなどで一通りのバラシと組み立ての経験があったので、淡々と組み立てるだけ、だったのですが問題というか見逃しがありました。

 

ケーブル長が違う

フレームサイズとステムサイズが異なるのですから、当然ケーブルの長さも違います。それは事前に把握していて、まぁ手持ちのケーブルでどうにかなると甘く考えていたのですが、甘すぎました。インナーケーブルは大丈夫だったのですが、アウターの長さが全然足りません。普通のブレーキケーブルなのでシマノで平気なのでAmazonで購入。翌日配送じゃなかったので、あさひで買えばよかった。フロントブレーキケーブルは台湾製BROMPTONのリアケーブルを短く切れば良いので、とりあえずフロントブレーキはOK。

次はシフトケーブルです。私の台湾製BROMPTONは内装3速モデルなのでシフトケーブルは1本だけです。これは手持ちのシマノ製シフトケーブルで長さは足りました。が、太鼓の形状が異なり、シマノのケーブルではシフターに入りません。気合で太鼓を削れば良いのですが面倒なので、予備パーツとして確保していた3速シフターからケーブルだけ移植。

ここでトラブルです。古いシフターからケーブルを取り外すときにバネが飛んでいったみたいで、部屋中どこを探しても見つかりません。完全な自業自得です。しかたないので、手持ちの部品箱をひっくり返して見つけたバネを適当な長さにニッパーで切断して取り付けたらジャストフィット。助かりました。

 

とりあえず完成(リアブレーキケーブルを除く)

予想以上に楽だった部分もあれば、逆に苦労した部分もありましたが、トータルで見れば上手に組み立てられた部類ではないでしょうか。今回のタイミングで内装3速HUBも分解整備したので、それこそBBのシールドベアリング以外は文字通り全てのパーツを分解・組み立てできるようになりました。工具も揃えちゃったし。

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最後に

今回購入したフレームはBROMPTONではありません。もどき、です。台湾製台湾製ではあっても正真正銘のBROMPTONではあります。しかし今回は違います。なので、”中華BROMPTONもどきS3Eモデル”と呼ぶことにします。

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余談

フレームナンバーが刻印されていないので防犯登録はできないかもしれませんね、しないけど。

リーマーの刃やシートポストスリーブなどについては準備したけれども使わなかったので、私の話を信じて購入してうまく行かなかったとしても知りません。

記事すべてにおいてですが、自己責任でお願いします。

ほぼ一年ぶりの更新です。

一年ぐらい更新が飛んでしまいました。

主にコロナと異常気象で自転車に乗っている時間が激減、それにともないネタ不足というのが理由(あと、FacebookTwitterに比べて更新が面倒なので)

なので、最後の記事からのBROMPTONの変化をかんたんにご紹介します。

まず全体像から

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変更点はクランクが FC-6800(52-36)に変更しています。

インナーが36Tになったことで登坂能力がアップした反面、アウターが52Tになったことでトップスピードが犠牲になっています。インナー34Tも考えたのですが、インナートップのチェーンラインが低すぎてチェーンステーに接触してしまうため断念です。色がブラック系列なったのでカッコよくなったかな。

次にシフター

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右シフター(フロント二段)

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左シフター(リア三段)

左右どちらのシフターもDT-SWISS製のシフターを取り付け。普通に売っていないので入手に苦労しました。バチバチ決まって気持ち良いです。

お次はサドル

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SWATを取り付けました。

サドルそのものは変えていないのですが、SWATを取り付けました。予備チューブ、タイヤ外しレバー×1、CO2ボンベ、タイヤブート、補修パッチを仕込んでいます。これでパンク関連はカバー。

さらに携帯ポンプ

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高圧まで入れられる”例のポンプ”です。

BROMPTON 標準の携帯ポンプは嵩張るうえに高圧まで入れるのが難しいポンプなので、ロードバイクで使っていた”例のポンプ”を取り付けました。SWATにCO2ボンベもありますがハンドポンプがあったほうが安心ですね。

最後にブレーキシュー

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SWISS STOPです。

シューが限界まで減ってきたので交換しました。普通にシマノのシューなのですが、ゴムだけ SWISS STOP にしてみました。

 

あとはH&Hのパーツで細かいドレスアップですね。性能には一切関係ないです。軽量化としても大した事ないです。

 

こうやってイジって楽しむのも BROMPTON の楽しみ方の一つ。Roubaix は信頼性を重要視しているので、ここまで気楽にイジりません。

BROMPTONでヒルクライム

Roubaix の Future Shok がゴリゴリするのでメーカーに返送してオーバーホールを依頼。そのためロードバイクにのれません。

しかたがないのでBROMPTONヒルクライムをしてきましたので、過去のヒルクライムも含めて振り返ってみましょう。最近のものから古いものへ順番に。

最初はBROMPTONで 1,000m UP を目標にしていましたが、最近は別になんともなくなってしまいました。

和田峠

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醍醐林道から登りました

入山峠

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路盤崩落も復旧し、八王子側からならば問題ありません。


松姫峠

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松姫峠は初めてでした。

鶴峠

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鶴峠も初めて。

都民の森

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いつもの場所で。

奥多摩湖

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峠ではありませんが。

城山湖

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標高は低いですが、なにげに辛い坂道です。

もっともっと峠を登っていくよー!

SCHWALBE PRO ONE TLE 30c 雑感

650Bホイールを導入して以来、グラベルを走行する場合は650Bホイールを装着する。オンロードの場合は DT-SWISS PRC1400 を装着する。そうなると DT-SWISS GRC1400 の出番がない。

冷静に上記の組み合わせで不満なところを考えてみる。

「Specialized Turbo Cotton 26c のサイドが弱すぎな件」これだ。このタイヤでパンクは未経験だが、サイドの傷が成長してパンクの前に交換することが2回。グラベルとは呼べない舗装の峠道で傷がつく。例えば醍醐林道や半原越えとか。1本が1万円ぐらいするタイヤなので心理的なダメージは大きい。だけど、乗り心地・グリップ・アメサイド どれも気に入っているのである。

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サイドに傷が入った Turbo Cotton 26c 裏までしっかり貫通している。

そこで、パンク耐性ですよ。

GRCには Gravelking TLC 32c を装着しているのでパンク耐性という意味ならば十分すぎるのですが、逆に、普通のロードバイクのタイヤと考えると走りが重すぎる。もっとロード系のタイヤでチューブレスで幅が30cでパンク耐性が(Turbo Cottonと比較して)高いタイヤはないものか...

BROMPTONのタイヤが SCHWALBE ONE 32c(チューブドクリンチャー)で予想以上にパンク耐性が高いので、同じ SCHWALBE ONE 系統で探す。

SCHWALBE PRO ONE TLE 30c

これである。海外通販で安かったのダメもとで購入。そんで雑感。

  1. タイヤがはめやすい。素手でOK大丈夫。
  2. 30cだけど実測が31.5~32mmなので、ツライチ
  3. ホイールがワイドリム(リム内幅24mm)なのでビートがフロアポンプでは上がらない。インフレーターポンプ必須。
  4. シーラントは60cc必要(もっと減らしたかった)
  5. ロードノイズが激減、ロードバイクの走行感(そりゃロード用のタイヤなので当然)
  6. ホイールの空力の良さが発揮されて30km/h以上だと、42mmのリム高と外周の重さ(PRCとの比較)もあってスピードの維持が楽。
  7. パンク耐性は十分にありそう。
  8. チューブレスなので乗り心地は非常に良い。
  9. 路肩を安心して走れる。
  10. グリップは普通のロードタイヤと同じ。

総じて満足。PRCと比べると重いので上りが多いコースで積極的に使いたいとは思わないけれど、荒れた舗装林道ならばGRCを選ぶ。それぐらいには登れるタイヤ。

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オレンジのワンポイントが良いですね。