グラベルロードはグラベルを走っているのか?
グラベルロードが流行っているらしいです。
私の愛車である Roubaix はグラベルロードか?というと微妙ではありますが、32cのタイヤを装着して非舗装林道を走っているときはグラベルロードと言って良いのではないでしょうか。
しかしですね、非舗装林道で自分以外のグラベルロードに遭遇した事っていまだかつてありません。最も良く遭遇するのはオートバイで、セローみたいなバイク。まれにマウンテンバイク。グラベルロードには遭遇しません。
ロードバイクならば沢山見かけます。週末の尾根幹線道路なんて、ロードバイクだらけです。マウンテンバイクも里山のトレイルで遭遇します。
グラベルロードはどこにいるのでしょうか? 寂しいので誰か教えて!
小倉山林道ライド
梅雨空なのでRoubaixもGRAVELKING SKを装着しっぱなしで、ここんとこずっとグラベルロード状態です。ということで近場の未舗装林道を攻めてきました(走りに行ったのは6月ですが...)小倉山林道です。
まずは林道の入り口、いろいろすみません。
路面はこんな状態です。空気圧を下げるのを忘れて突入しちゃったので、休憩しつつ2barぐらいでしょうか(適当)に下げました。
入り口から尾根まで一気に上りますが、こことが一番つらい部分。写真撮影を言い訳にして小休止します。市街地が一望できますね。
尾根まで登り切ると、よく踏み固められたグラベルです。こんな感じの道が続いており、雨上がりのひんやりした空気が気持ち良いです。ちなみに誰一人ともすれ違いません。
スピードは出せないので、というかゆっくりと雰囲気を感じながら走らないと勿体無いのでゆっくりと進むと、三増峠に到着。
ここから先は下り道、楽しんで下ります。途中に橋があっていいかんじです。
一般道を走る車の音が大きくなってきたら終点です。こちらもゲート、すみません。
自宅からふらっと自走で走りに行ける距離にある未舗装林道は貴重ですね。冬に雪が降ったらまた走りに来ようと思います。
グラベル林道ライド(その2)
前回に続いてグラベル林道ライドです。
今回は新松田駅から道の駅山北を経て丹沢湖、そして犬越路隧道を超えて神ノ川林道を下り、道志みちを経由で自宅まで自走で帰宅、というコースです。
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まずは丹沢湖。最後の登りが少しキツイです。ジョギングの人に抜かれないように頑張りました。距離が短いのでマイペースで登れば大丈夫。
渇水期なのか、貯水量は少なめでした。
丹沢湖を渡ってどんどん進みます。
途中にある「箒すぎ」で小休止。
今日の装備です。トンネルをくぐるのでVolt800とドラレコとしてGarmin VIRB を装着。サイコンはGarmin Edge 820です。モバイルバッテリーは VIRBに接続。
そんなこんなで、林道の入り口に到着。
ここまでは舗装路なのでGRABELKINGの意味なし。
少し登るとゲート。閉じられていますが、脇を抜けれます。
ここからしばらくは峠道。ただし激坂部分はありませんので、マイペースでゆっくり登れば、犬越路隧道にはすぐに到着します。
右側が崩落しています。
トンネルを塞いでいた土砂は左側の空き地に積み上げた模様。
いずれ退避スペースが足りなくなる予感。
真っ暗なトンネルを抜けると絶景が待っています。
ドーン。
しかし、この先の道が目的のグラベル林道「神ノ川林道」です。
少しだけ舗装路(落石多いけど)を下ると、すぐにダートです。写真撮影以外、全て乗車で乗り切れました。
途中の橋で写真撮影。
橋だけアスファルト舗装で、その先はダート。
そんでもって下側のゲート。ここは閉じています。
あとは道志みちに出て自走で帰宅。
道志みちの通行止めは解除(一部に対面通行の区間あり)されていて、ツーリングのバイクがすごい台数でした。
さて、次は DT SWISS PRC1400 spline 35 db に履き替えてオンロードの峠道でも攻めますか。
グラベル林道ライド(その1)
グラベル林道を2本、走ってきました。
1本めは、奥多摩駅から踊平トンネル(日向沢林道+川乗林道)
2本めは、丹沢湖から犬越路トンネル(犬越路林道+神ノ川林道)
どちらも天気にも恵まれて新緑の良い景色でした。
■奥多摩駅から踊平トンネルまで
輪行で奥多摩駅。自宅最寄り駅からだと乗り換えが多くて2時間かかりますが、それでも自走よりは早くて楽です。
林道の入り口まではオンロード。登山道の入り口でもあるので、バスが到着すると人であふれてしまいます。バスよりも速く到着するのがコツです。
ここからは舗装路でひたすら登りです。途中に絶景ゾーンがありますが、足つきなしで登りきりたかったので写真撮影は我慢ガマン。途中から非舗装路(グラベル)に変わります。
結構な斜度があって路面も荒れているため、乗車が難しい箇所がありますが、そこ以外は乗車可能です。しばらくすると林道の分かれ道。
まずは日向沢林道へ。通行注意の看板が怖い。
路面は比較的安定していて走りやすいです。
それなりに登った先に、目的地!
存在感ありますね。とりあえず先まで行きます。
トンネルの先は、道があれます。4輪では無理でしょう(この先で転回もできないし)
まだまだ先に進みます。
MTBじゃないので、良い子はここで引き返します。
トンネル方向に振り返ると...
さて、戻ってきて下ります。
登りは写真を撮れなかったので、下りで撮ります。
滝です。
お待ちかねの絶景ゾーン。疲れが吹っ飛びます。
そんなこんなで下って、奥多摩駅まで戻ってきました。
グラベクキングSK 32c TLC
グラベルの誘惑
DT SWISS PRC1400 Spline 35 db をロード用のホイールとしたため、DT SWISS R740 db Pro はグラベル用のホイールにすることにしました。タイヤはグラベルキングSKの32c サイズです。通常のクリンチャーとTLC(チューブレスコンパーチブル)の両方がありますが、TLCでも値段が変わらなかったので、つい勢いでTLCを買ってしまいました。ホイールはチューブレスレディなので問題ないと思ったのです。
重さは337gです。軽くはないです。
ビートがはまらない...
今まで何回もタイヤ交換をしていますが、手ではめることができないタイヤは初めてです。TLCということで、通常のタイヤよりもビートが硬い気がします。どうしても手ではめることができなかったので、初めてタイヤレバーを使用してタイヤをはめました。
(あまりに辛くて写真はありません)
ビートが上がらない...
最近のチューブレスは普通のフロアポンプでビートが上がるという噂を信じていたのですが、全く上がりません。石鹸水でも上がらないものは上がりません。なので最後の手段、Co2ボンベです!
使い捨てなのでもったいないのですが背に腹は変えられません。一発でビートが上がりましたのでOKとしましょう、すごい楽です。ビートが上がれば空気を抜いてもビートは落ちないので、空気の入れ直しは普通のフロアポンプで大丈夫です。
空気が抜ける...
せっかく上がったビートですが、バルブの根本から空気が漏れます。なんでだー。調べたら、チューブレスバルブのOリングの取り付け場所を間違えていました。間違えは直せばよいのですが、チューブレスバルブを外すためにはせっかくCo2ボンベで上げたビートを落とさなければなりません。
Co2ボンベが足りない...
チューブレスバルブのOリングを正しくセットした後、再びビートをあげようとしましたがCo2ボンベが足りません。しかたがないので、とりあえずはチューブを入れることにしました。Co2ボンベは Amazon に発注済みです。届いたらチューブレスに再挑戦です。
クリアランスも結構いいかんじ。
DT SWISS PRC1400 Spline 35 DB 雑感
ようやく時間と天気に恵まれてライドしてきました。
乗り心地
タイヤがSPECIALIZED Turbo Cotton 26C、チューブが BONTRAGER Ultra-Lightweight Latex ということで乗り心地は最高。カーボンクリンチャー+ラテックスチューブという組み合わせができるのもディスクブレーキの長所でしょう。オススメです。
硬さ
PRC1400 Spline35 DB の硬さについては比較対象が少なくてわかりませんが、少なくともR470db Proと比較して疲れるとかはありませんでした。これならばロングライドも大丈夫だと思います。
空力
PRC1400 Spline 35 DB のリムハイトは35mmですが、私には十分に空力が良くなったと感じられました。ちゃんと調べたわけではありませんが、リムよりもエアロスポークの影響が大きいのではないかと思います。(固定ローラーで後輪を空転させたときに生じる風が大幅に少ないので)あと、向かい風でも気持ち楽になったと感じました。
登り
登りですが斜度5%〜8%ぐらいまでの坂の進みが軽くなった「気がします」。重力による減速が減って速度の維持が楽になった感じです。
総評
峠の下りでもカーボンリムを気にせずに普段使いできるホイールです。また平坦も登りも区別なくオールラウンドで効果がある良いホイールだと思います。私は気に入りました。