Linux Mint Debian Edition (LMDE) を ThinkPad X22 に入れました。
最近はFacebookやGoogle+で近況報告することが増え、はてブは全く使っていませんでした。ところが、Facebookはリアルでの知り合いが多すぎ自由に書きづらいと思うこ場合が増えてきましたので、Facebookに書きづらい事については、はてブに書いて見ようと思います。
さて、復活の第一声は "Linux Mint" です。
WindowsXP と Office 2003 が来年の4月でサポート切れになりますが、古いPC(けっこうある)をどうするか、検討しています。
CPUはPentiumIIIやCeleronで、メモリは当然1GB未満。Windows7や8を入れるには力不足ですし、すでに引退したマシンにこれ以上の費用をかけたくはありません。
フリーのOSといえば、LinuxとFreeBSDですが、FreeBSDは私自身にノウハウがないのでパス。LinuxでホームユースといえばUbuntuですが最近は肥大化傾向にあり、非力なマシンで使うには辛いものがあります。
そこで調べていたらLinux Mintというディストリビューションが最近は流行りだそうです。しかしUbuntuベースということで重いかなぁと諦めていたら、DebianベースのLinuxMint Debian Edition(LMDE)という物があり、これを試してみました。
結果的には問題なし。素のDebianよりもWindowsライクになっているので、WindowsXP からの乗り換え組として、ご推奨です。
Gingerbread のスクリーンキャプチャ
S11HT で動くCynanogen MOD 7Alpha のスクリーンキャプチャ
S11HT で Android 2.3 (Gingerbread)
さて、S11HTで動くAndroid2.3(Gingerbread)を試したので、備忘録的にその手順を示しておく。
■前提条件
NANDにインストール
■Kernel
Android HTC / kernel-release / [661ce8]
VOGUIMG-320-FROYO-01-16-11.NBH
■module
Android HTC / kernel-release / [661ce8]
androidupdate.tgz
■Android2.3
Scoot CyanogenMod 7.1.0 RLS3 (Gingerbread 2.… | HTC Kaiser: Tilt, TyTN II, MDA Vario III
Scoot CyanogenMod 7 alpha RLS1
■手順
- Windows NBH Editor でオプションを埋め込んだNBHファイルを生成する
- Kernel(NBHファイル)をNANDに焼く
- androidinstall.tgz をインストールする
- androidupdate.tgz をインストールする
WiFiも大丈夫でした。
予想以上に動作も軽快で、電池の持ちも良好です。
以上
WM環境でのAndroid導入手順
最近はS11HTをWindowsMobile環境に戻して運用しているので、ここらで WindowsMobile から Android を起動する手順について整理しておきます。kernel-2.6.32 に対応した手順です。
- ここから zImage-2.6.32-froyo-09-09-10_21 と initrd.lzma と haret-for-kernel-2-6-32.exe をダウンロードする
- ここから、ALL LANG-ODEX (Fat Free all lang - odex.zip)をダウンロードする。
- microSD の直下に andboot フォルダを作成する
- zImage-2.6.32-froyo-09-09-10_21 を zImage にリネームした上で、andboot 配下にコピーする
- initrd.lzma を 7-zip 解凍したうえで、andboot 配下にコピーする
- haret-for-kernel-2-6-32.exe をharet.exe にリネームした上で、andboot 配下にコピーする
- Fat Free all lang - odex.zip を解凍し、androidinstall.tar を andboot 配下にコピーする
- 下記の内容で startup.txt を andboot 配下に作成する。set cmdline の行は実際には改行なしの一行で記述します。
set RAMSIZE 0x08000000
set RAMADDR 0x10000000
set FBDURINGBOOT 0
set MTYPE 1553
set KERNEL zImage
set initrd initrd
set cmdline "ppp.nostart=0 pm.sleep_mode=1 mddi.width=240 mddi.height=320 no_console_suspend board-kaiser-keypad.atttilt=0 board-htckaiser.panel_type=2"
boot
9. microSD カードを S11HTに射す
10. haret.exe を起動する
11. ひたすら待つ(3分ぐらい)。5分待っても先に進まない場合には、電源を切ってから再度挑戦する。
12. kernel が起動したら、すかさず真ん中ボタンを押下する
13. インストーラーが起動したら、以降はそれに従う
以上です。
S11HT の SPL をアップデートする方法
前回の日記と前々回の日記をベースに追記します。
前提条件として、S11HT は既に HardSPL されている物とします。HardSPL されていない場合には下記の手順は使えません。
前々回の日記の手順で SPL は既に 「SPL-1.0 OliPof」になっています。これは HardSPL としては最も古いバージョンになります。Android で使うだけならばこのバージョンで問題無いのですが、WindowsMobile 6.1 や 6.5 の ROM を焼く場合には、もっと新しいバージョンの SPL が必要になります。それなので、SPL をバージョンアップする方法について簡単にメモしておきます。
1. HardSPL 3.34 の入手
ここから RUU-334-patch-nostuckinSPL-FORCEUSB .zip をダウンロードします。zip の中にある ruu_signed.nbh というファイルを KAISIMG.nbh にリネームします。
2. S11HT に焼き込む
前回の日記の手順に従って、microSD カードから KAISIMG.nbh を S11HT に焼き込みます。焼き込みが完了するタイミングでS11HTが自動的に再起動し、Android が起動するので少し驚きますが、問題はありません。
これで HardSPL のバージョンが 3.34 に上がります。