SCHWALBE PRO ONE TLE 30c 雑感

650Bホイールを導入して以来、グラベルを走行する場合は650Bホイールを装着する。オンロードの場合は DT-SWISS PRC1400 を装着する。そうなると DT-SWISS GRC1400 の出番がない。

冷静に上記の組み合わせで不満なところを考えてみる。

「Specialized Turbo Cotton 26c のサイドが弱すぎな件」これだ。このタイヤでパンクは未経験だが、サイドの傷が成長してパンクの前に交換することが2回。グラベルとは呼べない舗装の峠道で傷がつく。例えば醍醐林道や半原越えとか。1本が1万円ぐらいするタイヤなので心理的なダメージは大きい。だけど、乗り心地・グリップ・アメサイド どれも気に入っているのである。

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サイドに傷が入った Turbo Cotton 26c 裏までしっかり貫通している。

そこで、パンク耐性ですよ。

GRCには Gravelking TLC 32c を装着しているのでパンク耐性という意味ならば十分すぎるのですが、逆に、普通のロードバイクのタイヤと考えると走りが重すぎる。もっとロード系のタイヤでチューブレスで幅が30cでパンク耐性が(Turbo Cottonと比較して)高いタイヤはないものか...

BROMPTONのタイヤが SCHWALBE ONE 32c(チューブドクリンチャー)で予想以上にパンク耐性が高いので、同じ SCHWALBE ONE 系統で探す。

SCHWALBE PRO ONE TLE 30c

これである。海外通販で安かったのダメもとで購入。そんで雑感。

  1. タイヤがはめやすい。素手でOK大丈夫。
  2. 30cだけど実測が31.5~32mmなので、ツライチ
  3. ホイールがワイドリム(リム内幅24mm)なのでビートがフロアポンプでは上がらない。インフレーターポンプ必須。
  4. シーラントは60cc必要(もっと減らしたかった)
  5. ロードノイズが激減、ロードバイクの走行感(そりゃロード用のタイヤなので当然)
  6. ホイールの空力の良さが発揮されて30km/h以上だと、42mmのリム高と外周の重さ(PRCとの比較)もあってスピードの維持が楽。
  7. パンク耐性は十分にありそう。
  8. チューブレスなので乗り心地は非常に良い。
  9. 路肩を安心して走れる。
  10. グリップは普通のロードタイヤと同じ。

総じて満足。PRCと比べると重いので上りが多いコースで積極的に使いたいとは思わないけれど、荒れた舗装林道ならばGRCを選ぶ。それぐらいには登れるタイヤ。

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オレンジのワンポイントが良いですね。