Roubaix Expert と輪行
緑のAACR への参加を輪行で計画しているため、Roubaix Expert 2017 で輪行に必要な装備をいろいろと検討しています。まだ最終盤ではありませんが、とりあえず書き出してみます。
Roubaix Expert 2017 の特徴は「油圧ディスクブレーキ」「スルーアクスル」「内装ワイヤー」です。これらが少しづつ面倒くさいことを引き起こしています。
ピストン密着への対策
ローターを外した状態(ホイールを外した状態)でブレーキレバーを握るとピストンが密着して戻らなくなるため、その対策としてブレーキキャリパーにスペーサーはさんでブレーキレバーを握った状態で固定します。こうすれば逆さにしても縦にしても問題はありません。さほど荷物が増えるわけではありませんが、分解・組み立てに余分な時間が必要です。
必要な物:スペーサー×2個、レバー固定ベルト×2本
ブレーキローターの保護
ディスクブレーキローターが少しでも曲がるとシャリシャリしてしまうため、保護と取扱に注意する必要があります。対策としてはカバーで保護しますが、このカバーが意外とかさばります。前後輪で2個必要です。
必要な物:ブレーキローターカバー×2個
12x142mm スルーアクスル対応のエンド金具
12x142mmスルーアスクル対応のエンド金具は、残念ながらまだ存在しません。
かろうじてエンドスタンドが販売されていますが、これでは安定して自立しませんので、使い勝手としては劣ります。さらにシフトワイヤーの飛び出しが大きいので、リアエンドスタンドの長さは150mmは必要になります。
必要なもの:スルーアスクル対応のエンドスタンド(150mm)×1個
これらの事を勘案した上で、考察すると。
<横置き輪行バージョン>
- モンベル コンパクトリンコウバッグ
- シマノ BRM810 パッドスペーサー Y8FF18000 ×2
- マルト 車輪固定フック(3本) ×2(計6本)
- マルト スプロケット&ディスクブレーキローターカバー RS-S570 シルバー ×3
- マルト チェーンカバー RS-C750 シルバー ×1
- マルト フレームカバー・3枚入 RS-F1250 ブラック ×1
<縦置き輪行バージョン>
- オーストリッチ 輪行袋 超軽量型 [L-100] ブラック
- オーストリッチ エンドスタンド 12mm スルー用
- オーストリッチ エンドスタンド +150mm
- シマノ BRM810 パッドスペーサー Y8FF18000 ×2
- マルト 車輪固定フック(3本) ×2(計6本)
- マルト スプロケット&ディスクブレーキローターカバー RS-S570 シルバー ×3
- マルト チェーンカバー RS-C750 シルバー ×1
- マルト フレームカバー・3枚入 RS-F1250 ブラック ×1
必須ではありませんが、パークツール ダミーハブ オープン10mm/スルーアクスル DH-1
があるとモアベター
正直、気軽に持ち運べる分量ではない。
結論
なんとも残念な結論ですが、輪行のハードルは高かったです。
輪行袋に入れる前の全体像(縦置き)これだけ保護すればフレームに傷はつきません。
ブレーキパッドだけでなくスプロケにもカバーをかぶせます。フレームと干渉するのが嫌なので、ブレーキパッドを外側にしています。よって持ち運び時にはぶつけない様に注意が必要です。
チェーンカバー付けました。輪行袋に入れるのでなくても問題は少ないですが、意外とかさばらないので付けることにしました。
輪行袋にいれました。ちゃんと入って一安心です。